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  <title type="text">雑草焼却炉</title>
  <subtitle type="html">とてもじゃないが表に置けない痛さ炸裂の雑文をどうにか供養するために設けた墓場のような場所。</subtitle>
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  <updated>2007-10-18T19:10:33+09:00</updated>
  <author><name>つづみ</name></author>
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    <published>2015-10-18T21:29:14+09:00</published> 
    <updated>2015-10-18T21:29:14+09:00</updated> 
    <category term="未選択" label="未選択" />
    <title>ご注意！！！</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ここは駄文にすらなりきれなかった哀れなネタたちを供養している場所です。<br />
<br />
細かいことは気にしないおおらかな気持ちで、雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。<br />
<br />
&hellip;相変わらずレオばっかりですがたまに違うジャンルが混ざってたりします。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <published>2012-06-06T20:54:27+09:00</published> 
    <updated>2012-06-06T20:54:27+09:00</updated> 
    <category term="伊賀ずきん（レオ以外）" label="伊賀ずきん（レオ以外）" />
    <title>beautiful world</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[あまつさえ、美しい、と。<br /><br />襲撃に焼けた村の残骸に、哀れな死体が転がる様を見てもなお。<br /><br />無力な自分が手を引いて唯一難を逃れた妹が、嗚咽を漏らしている真横でさえ。<br /><br />宵闇に起きた惨劇の全てを見せつけてくる朝の陽に、なんと非道な、なんて無体な、と罵ることもなく。<br /><br />美しい、と思ってしまった。<br /><br />この世界を、変わらず美しい、と思ってしまった。<br /><br />彼方燃え残った野で咲いては揺れる花を。<br />妹のこぼす涙にキラキラ弾ける陽光を。<br />立ち上る煙が吸い込まれていく夜明けの空を。<br /><br />殺戮と破壊が行われ、親しかった者らを死なせた世界を前にしても、「この世界は美しい」と。<br /><br />心底恨むことが出来なかった自分は、きっと歪で、きっと醜い。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />村が焼かれた。<br />皆が死んだ、殺された。<br />罪も責もないはずなのに。<br />国取り遊戯の盤上にあるというだけで、武力はこうも弱き命を踏みにじる。<br /><br />そう茫然としながらも、しばし憤慨して狂って許されるような現実でも。<br />これは世界の理で、乱世の定めなのだなと、淡々と受け入れた自分のなんと薄情な。<br />幼いこの身で自制のきく程度の悲しみしか沸かないのだろうかと自問できるほど、不思議と頭は冷えていた。<br />足元で肩を震わせる妹の方がよほどこの世界に相応しく、そしてやはり美しく見えた。<br />「ええい、泣くな！！」<br />今しがた何もかも亡くした幼い女子に、そう叱咤する者がどこにいる？<br />「弱いと皆みたいに死んじゃうんだから！！泣いちゃダメよ！！」<br />滲む涙を押し留め、そうまでして生きたい生きねばと声高に叫ぶこの心をなんとする？<br />そう、自分は、美しくない。<br />この冷静さは、貪欲さは、美しくない。<br />自分たちは年端もいかぬただの村娘、震えて涙する妹が正しいというのは分かるのに。<br />自分が五体満足で今ここにあるのもまた、この非情に冷えた頭に負うところが大きいのだから、どうとすることも出来ず。<br />世界は弱きものが美しく可憐に泣くことを求めているのに。<br />世界は私の流す涙を求めているのに。<br />世界は弱き私が蹂躙されることを欲しているのに。<br />それが、私の愛するこの世界の望みだから<br />「泣いたら、強くなれないでしょう！」<br />私はそれに抗った。<br />死して美しい世界の一部になるよりも、それを傍らで見たかったから、私はどうしたって強さを欲したのだ。<br /><br />殺戮が始まる前、無意識に異常を察知し駆け出した、獣本来の狡猾さ。<br />この妹とて、手の届く範囲にあったから連れたものの、今一歩遠ければ抱き起こしなどしなかったであろう自分の、確実に存在する薄情な思考。<br />頭を占めるのは「死にたくない」「生き延びる」それだけなのに、的確な判断で声を殺して身を潜められるこの本能はどうだ。<br />切り伏せられた死体の山にこれ幸いと紛れ込む生への執着はどうだ。<br />あんな惨状の直後に、花を見て常と変わらず綺麗などと思えるこの神経はどうだ。<br />庇護を突き返し最後残った血縁も捨て、生き延びるための「強さ」を求めて忍を目指す貪欲さはどうだ。<br />弱さを踏みにじる世界を、反抗しながらも愛する自分のなんと歪なこと。<br /><br />強くなければ生きられぬこんな世界を美しいと思う自分は、美しくない。<br /><br /><br /><br />「そう、だから、お世辞にも綺麗とはいえないでしょ。」<br />本当なら、世界も。私も。<br />伊賀を去る小さな背中が見えなくなって暫く、毒づいた。<br /><br />あんたには、本当にこの世界が美しく見えていたの？<br /><br />綺麗を綺麗と口に出して言えなくなったのは、何時からだろうか。同じ忍でありながら呑気にそれを語る口を憎らしく思いつねりあげては、そこにかつての自分の影を見ていた。<br /><br />「世界は美しい」と、そう述べる自分もまた美しいと思いたいだけだろう、と。<br /><br />弱いまま生きられぬ世界にそうやって媚びを売って、悲嘆や残虐を解らぬ愚かなふりをして。<br />そんな八つ当たりや言い掛かりに等しい暴言を吐いては、己が抱える矛盾に少しだけ溜飲を下げて。<br />「でもやっぱり、美しくはなかったのね。」<br />世界を美しいと言って憚らなかったその少女が捨てて行った忍の世界。<br />そこに身を置き続ける自分は、やはりそうなのだと思うと。<br />「やはり寂しいのか。」<br />「は？冗談。」<br />「俺は寂しい。あいつがいないと、ひよこ達に会いに来にくくなる。」<br />「忍らしくないこと平気で言うんじゃないわよ次期甲賀当主。」<br />どいつもこいつも呑気なんだから、と嘆息すれば、愛するものを追いかけて何が悪いと、言外に今見送った相手も擁護するかのような物言い。<br />「別に寂しいとか怒ってるとかじゃないわ。ただ綺麗なものが好きだと言うあいつが捨てた忍の世界は、そこまで美しくはないんでしょうよ、と思っただけ。」<br />それは諦めにも似た感情。冷えたままの自分の頭は、胸の内になんの変化をも許さないから、声音も自ずと温度を無くしたようになる。<br />けれど同じくらい感情を感じさせない声で、それは違う、と少年は言った。<br />「お前は間違ってなどいない。世界は、美しい。」<br />「んなわけないでしょ、こんな少し裏を返せば血みどろの世界のどこに。」<br />まともな誰が美を感じるかと。<br /><br />吐き捨てる。 <br /><br />それでも、ここにいたいと願ったのは、女の柔で猛る武を御す「弱い強さ」では、あの惨劇は生き残れなかったと感じるから。<br />あの惨状を経験した自分が、確たる力を欲してしまう事は当たり前のようで、だからそうさせる世界も従う自分も美しくなどはないのだと。<br /><br />「いや、美しい。美という字は、大きな羊。神への供物。」<br />贄に捧げる獣をもって、「美」という文字を成すならば、それが流血と残虐を孕もうと、それは真実「美」なのだ。<br />言ってしまえば戦乱の世の殺戮は、太平の世への生け贄と同じ。<br />珍しく饒舌に語る少年の声は、あくまで淡々としていて。<br />「その日その日を慎ましく暮らしている民草にとっては、戦乱などはた迷惑な話だがな。」<br />と、自分の過去を知ってか知らずか少し音を落として。<br /><br />では人が血濡れた大なる羊の姿を、美とするのはどうしてだろう。神に捧げて請うるのは、自らの安寧と平穏、勝利と繁栄。それが図らずとも願えども、他の破滅や滅亡と隣り合わせであるということは、それこそ世の理。<br />人が行う殺戮の向こうには、純粋で血腥くて御しがたい自己への愛と命の輝きがある。生への執着が、煌めいている。<br /><br />それは「未来永劫この生に興じたい」という、生きとし生けるもの全ての、世界への恋情があるから。<br /><br />「美しさとは、慈愛や憐憫や哀悼のような清廉なものにばかり宿るんじゃない。喪失、狡猾、傲慢、執着、全て人が生きるため捧げる贄、美だ。」<br /><br />だから、人の営み全てが美しく見えたとて、それは真実のはずなのだ、と。<br /><br />殺戮からも美しさを拾い上げては世界に恋慕し続けるお前の瞳を見せてみろ、ほら、こんなにも、と男は笑んだ。<br /><br />「世界を美しいと愛さざるを得ないお前を。その愛という名の執着を。俺はたとえ血腥さを孕もうと、美しいと思う。」<br /><br />世界はやたらと私に泣けとせがむから、天の邪鬼にくれてやるものかとおさえ続けた涙が、滲むのが分かる。<br />けれど、それに気づいた其の親指はそれが雫となる前につ、と拭って、ペロリと己のものにしてしまった。<br /><br />「涙も世界に捧げる贄だと言うなら、お前は代償として何を望んだ？」<br />「何も。私はただ美しい世界を見ていたかっただけだわ。」<br />言ってしまえば、涙など流さずとも美しい、そんな世界だけを愛する自分が欲しかったと。<br />「では、代わりに見せてやる――」<br /><br />数歩さがって、佇む少女を蒼天の下に配置して、景色の一部に取り込んで。<br /><br />「どんなに厳しく惨くとも、お前を今日まで生かし、今ここに置いてくれた世界は美しいと、俺は感じている。」<br /><br />硬く短い黒髪が風になびく。<br /><br />忍が命を全うするのは当たり前。物事に勝ち負けも美醜も善悪も、生死すらも大した意味をもたず精彩を欠いた自分の世界に、現れたのは苛烈なまでに生きたいと願うこの少女。<br />「世界は美しい」と宣うその姿が目の前に置かれて初めて、確かに世界は瞠目するほど美しく、自分もまた、そんな世界を愛さずにはおれなくなったと。<br />俺の世界を美しいと愛するならば、お前も真実可愛(あいすべき)存在であるのだと。<br /><br />そんな睦言めいたことを、黒い双眸はゆるく弧を描いて吐き出すから。<br /><br /><br />血濡れた道を自ら選び、強く強く生きたいと願いながら、明日にでも乱世に身を捧げねばならない恐怖。<br />命が惜しいと決して言ってはならぬのに、それだけのためにここまで生きてきた矛盾。<br />かつて自分が奪われたのと同じ喪失を、自分も誰かに強いているという皮肉。<br />それらを表には出さず、声なく痛める胸の内すら見抜いて、お前もまた美しく可愛い世界の一部と言われてしまえば。<br /><br />(お前が世界を愛するなら、俺も今目の前の世界に執着しよう。)<br />(美しいお前が俺の視界で佇むこの世界に。)<br /><br />言葉にしない自分への肯定と賛辞と。<br /><br />「だから、この世界でこれからも生きてくれ。」<br /><br />常ならば無口で掴めぬ男が蒼天の下で優しく佇み、さあ帰るぞと招く世界を。<br /><br />残虐を前にしても憎めなかった瞳の主が、これを愛さずいられようか。<br /><br />この虫酸がはしる美しさの世界を。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/beautiful%20world" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/27</id>
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    <published>2011-01-30T13:44:24+09:00</published> 
    <updated>2011-01-30T13:44:24+09:00</updated> 
    <category term="はこぶね白書" label="はこぶね白書" />
    <title>サイゴに残るモノ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[最期を迎えて消え行く彼女に<br />
同行することを決めた<br />
<br />
醜い自分の醜いものを、全部閉じ込めてしまったら<br />
最後に残るものなんて何もないだろう<br />
<br />
闇に呑まれて落ちていくこの身体を<br />
留める手段も、理由もない<br />
<br />
（――左甫くん）<br />
<br />
それでも<br />
この世界に破片のような何かが残ったとしたら<br />
<br />
きっとそれは<br />
君への想いだろう<br />
<br />
これは、これだけは<br />
 <br />
どんなに僕自身が<br />
汚れていたとしても<br />
<br />
美しかったと、言えるから。<br />
<br />
そう、<br />
守らなきゃ、じゃなくて、<br />
<br />
僕は守りたかったんだ<br />
<br />
うつむき流したあの涙を、<br />
もうこれ以上流させたくない<br />
不安に駆られて泣き叫ぶ君を<br />
もうこれ以上傷つけたくない<br />
<br />
それが僕の責任でも、<br />
そうじゃなくても<br />
僕はきっとそう思った<br />
<br />
そう、守らなきゃ、じゃなくて、<br />
<br />
僕は君を――ただ守りたかっただけなんだ。<br />
<br />
<br />
どこまでも自分勝手に<br />
君に関わってしまった<br />
君の視界に、心にまで<br />
入り込んでしまった<br />
<br />
あの日見つけた君の姿を<br />
どうすればなかったことに出来るのだろう<br />
<br />
どうしようもないくらい<br />
後悔しているはずなのに<br />
<br />
僕の中に今残り続けるのは<br />
<br />
どうしようもないくらい君ばかりで<br />
<br />
君を消せない自分が<br />
そういう自分が<br />
本当に最低で<br />
だから<br />
僕が消えなくちゃと思っているのに。<br />
<br />
消え行く彼女と自分の存在<br />
身体の感覚も薄れていく中<br />
君のことを僕は最後の最後まで<br />
手放すことは出来なかったみたいだ。<br />
<br />
――だからせめて、もう見つかることのないように。<br />
<br />
僕という存在が消え失せたあとの世界に<br />
残った小さな破片みたいなこの感情が<br />
<br />
――もう二度と、君を見つけてしまわぬように。<br />
<br />
ただ、祈って目を閉じた。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%B6%E3%81%AD%E7%99%BD%E6%9B%B8/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%83%A2%E3%83%8E" target="_blank">あとがき</a>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/26</id>
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    <published>2011-01-30T12:52:07+09:00</published> 
    <updated>2011-01-30T12:52:07+09:00</updated> 
    <category term="はこぶね白書" label="はこぶね白書" />
    <title>その感情は</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[テレビの話題で盛り上がる二人が、何故か。<br />
 <br />
 <br />
 <br />
<br />
福田ねこと宅間裕一。<br />
互いに「人間」の友達ができたとはしゃいでいる。<br />
テレビ、ラジオ、歌手、タレント、アニメ、漫画・・・・・・飛び交う単語は現代日本の高校生の話題に相応しいモノばかりなのだが、この学校内でそれを理解できる者は一握りしかいないだろう。<br />
それに、この教室には絶対にいない。<br />
自分以外は。<br />
<br />
「こういう話ができるっていいね！」<br />
<br />
笑顔で語りあう二人を見て、自分は安堵、しているはずだ。<br />
彼女――福田さんにとっては、自分が切り離してしまった人間界のことだから。<br />
こうして少しでも楽しんでくれれば嬉しい。<br />
<br />
帰りに喫茶店へ寄り道したり、休日に友達と買い物したり、好きな音楽を聞いたり――今みたいに、男の子とテレビの話題で盛り上がったり。<br />
 <br />
そんな高校生の当たり前がここでは何ひとつ出来ないから。<br />
これでよかったんだ。<br />
彼女が少しでも、彼のおかげで楽しんでくれるなら。<br />
<br />
自分がいなければ、あんなことを思わなければ、<br />
今ごろ当たり前にできていたんだ。<br />
<br />
これが、本来の彼女の姿。<br />
 <br />
――だけど。<br />
 <br />
笑い合う二人を見ると、胸がざわつくのはどうしてだろう。<br />
自分の知らない所で、彼女が普通の高校生をしている姿を想像すると。<br />
自分の手の届かない場所で、知らない誰かと楽しげに笑っている姿を想像すると。<br />
<br />
こんなにも、たまらなくなるのは。<br />
こんな、こんな感情は要らない。<br />
この感情の名前を、僕は知らない。<br />
 <br />
この期に及んで<br />
一緒の学校の敷地内に居ることを、<br />
同じ教室で机を並べていることを、<br />
噛みしめている自分は、なんて浅ましいのだろう。<br />
<br />
宅間裕一のいる場所に<br />
自分がいたらと考えている自分が<br />
<br />
君と話してみたいだなんて<br />
思ってしまうこんな自分が<br />
<br />
ああ、本当に<br />
<br />
大嫌いだ。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%B6%E3%81%AD%E7%99%BD%E6%9B%B8/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%85%E3%81%AF" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/25</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/%E8%A1%A8%E7%B4%99%E8%B2%B7%E3%81%84" />
    <published>2010-07-29T19:15:21+09:00</published> 
    <updated>2010-07-29T19:15:21+09:00</updated> 
    <category term="伊賀ずきん（レオ以外）" label="伊賀ずきん（レオ以外）" />
    <title>表紙買い</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「あの、私思うんですけど」<br />
おつかいに来た甲賀の二人にお茶を出しながら、伊賀ずきんが遠慮がちに言う。<br />
「佐助さんの性格上、というか作品の性質上、もうヒーロー的展開は諦めてあげてもいいんじゃないでしょうか」<br />
正確にいうならば、本来茶を出すはずだった人物の片方がぴわぴわと音のする廊下にへばりついている異様な光景を横目にしながら、というのが的確な情景描写である。<br />
<br />
「なんというか、これはこれですごく幸せそうでいいじゃないですか」<br />
暖かい目でその様子を見守りながら、来客用に煎れた茶を自分で飲み、目の前の人物に茶菓子をすすめる。<br />
「だからぼたんさん、お願いですから」<br />
「････････････」<br />
「その火薬百連はしまってください。」<br />
「････････････分かってるわよ」<br />
この前張り替えたばかりの廊下をまた爆破されてはかなわない、と伊賀ずきんは内心滝の汗を流しながら、ぼたんをなだめる。<br />
「小さい可愛いもの好きなんてある意味キャラが立ってるとも言えますし、無理に正統派のヒーローに持っていこうとしなくてもいいじゃないですか。ぼたんさんの気持ちも分からないではないですが」<br />
「･････････表紙買いした本がいまいちってことあるでしょ？」<br />
「はい？」<br />
「ぱっと見いい感じだったから買ってみて、最初のうちは面白いことを期待して読むんだけど、しばらくして段々と『もしかしてハズレだった？』って感じ始める。<br />
でも自分の買い物が失敗だったって認めたくはないっていうか･･････まだ自分の中ではっきり『つまらない本買ってしまった！』と決定されてないもやもやしてる状態」<br />
「はあ」<br />
「つまり、まだ私の中の佐助の評価はそんな感じなの！あんな状態でも、もしかしたらまだいけるかもしれない！ていうかもう駄目なのはなんとなく分かってるけど！まだ決定打が無い！みたいな！！！」<br />
<br />
そんな比喩をされてる時点でもう手遅れな気がしますが･･･と思ったけれど、下手なことを言うと、また火薬百連が取り出されるか自分のほっぺたが危機にさらされるので黙っておくことにした伊賀ずきんでした。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/%E8%A1%A8%E7%B4%99%E8%B2%B7%E3%81%84" target="_blank">あとがき</a>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/24</id>
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    <published>2010-01-26T19:31:07+09:00</published> 
    <updated>2010-01-26T19:31:07+09:00</updated> 
    <category term="伊賀ずきん（レオ以外）" label="伊賀ずきん（レオ以外）" />
    <title>汚れた両手でつかめば全て（風→伊的な）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[初めて自分が欲しいと思ったもの。<br />
初めて自分で手離したもの。<br />
<br />
たまに会えればいいと思っていた。<br />
仲間としてそばにいればと思っていた。<br />
彼女自身に汚れて欲しいわけじゃない。<br />
たとえ血を流し、略奪をするのがこの身でも<br />
帰った場所に、あの笑顔があれば。<br />
ただ隣にいさえすれば。<br />
<br />
それでいいと思っていた。<br />
 <br />
――なのに。<br />
<br />
手を離そう。誰より早く。<br />
一緒に堕ちて欲しいだなんて<br />
思ってしまう、その前に。<br />
<br />
あの日あの時、握られた手を握り返していたら<br />
彼女は今も俺の側にいたかもしれない。<br />
<br />
名前を呼ばれ、呼んでと言われ、結局俺は何も言わなかった。<br />
手を握られ、手を離され、結局俺は何もしなかった。<br />
<br />
悪人だろうが盗人だろうが、「友達」と笑顔を向けてくれる心につけこんで、<br />
さらってしまうことは容易かっただろうけれど。<br />
<br />
そんなあいつだからこそ、俺は。<br />
<br />
<br />
長く寄り添い共に歩むにつれて生まれてしまう親愛の類は<br />
いつかきっと、奇麗なあいつを俺のいる暗闇へ駆り立ててしまうだろうから。<br />
<br />
俺と一緒にいるという、ただそれだけの<br />
そんなくだらない理由で、一緒に堕ちてくれることは分かっているから。<br />
<br />
手を離した。誰より早く。<br />
一緒に堕ちてあげるだなんて<br />
言われてしまう、その前に。<br />
<br />
<br />
ただ黙って見送った背中。<br />
<br />
何も言えなかったのか、言わなかったのか。<br />
何もできなかったのか、しなかったのか。<br />
<br />
どちらでもいい、答えはいつも<br />
空っぽのこの手のひらの中に行きつく。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/%E6%B1%9A%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%B8%A1%E6%89%8B%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%81%E3%81%B0%E5%85%A8%E3%81%A6%EF%BC%88%E9%A2%A8%E2%86%92%E4%BC%8A%E7%9A%84%E3%81%AA%EF%BC%89" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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            <name>つづみ</name>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/23</id>
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    <published>2009-06-06T02:40:02+09:00</published> 
    <updated>2009-06-06T02:40:02+09:00</updated> 
    <category term="レオ関係" label="レオ関係" />
    <title>左様ならば、絶交しましょう。（レオ伊賀っぽい何か）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<pre>
私は、彼の碧い眼がやっぱり少し怖かった。
私とはまるで違った世界が見えそうだから。

もし私の黒い目と交換できたら、きっと青みがかったガラスを
通したように見えるに違いない。
まるで海の中にいるような気分になるだろう。
 
そう言ったら、彼は不機嫌そうに言った。
私の世界が青みがかっているのではない。
あなたの世界が本来より黒ずんでいるのだ。
証拠に、砂浜がこんなにまぶしいのに、あなたは目を開けていられるではないか、と。
 
二人で、海に来ていた。
泳ぐわけでもない、春先の海。
晴天とはいえ、そんなにまぶしくあるはずもない。
 
だが、彼は日陰からあまり出てこない。眩しいからと彼は言う。
日差しを感じると彼は言う。そういえば、白人は色素が薄いから、
有色人種より太陽の刺激に敏感だという話を聞いたことがある。
 
自分に平気なことが、彼には平気じゃないようだ。
 
「だったら山にすればよかったですね。」
 
楽しめないでしょう、と聞けばすっと目をそらしただけで反論はしなかった。
 
「でも最初から海に行くと言ったんですから、
　その時断るなりしてくれればよかったのに」
「珍しく、誘われたノデ」
「断れなかったんですね」
自分に気を遣ったのだろうか。それはとても意外なことだった。
よく勝手なことを言って不機嫌になって時々暴れて困らせていたのに。
単にワガママを言っているわけじゃないことは分かっているけど。
 
「こういう時こそ、いつもみたいに言いたいこと言ってもいいんですよ？
　さすがに怒りませんよ？」
「違いマス。海自体は嫌いじゃないカラ」
 
時代錯誤が許されるならサングラスでもかければいいし、と真顔で。
今はやめておいてもらおう。
 
ザパン、と波が寄せる。
他に人はいない。
二人だけの春の海。
 
「海が好きなんですね」
「好き、というより、日本に初めて来た時の感じの、昔のこと、デス」
「懐かしいんですか？」
「なつか、シイ？」
「昔のこと。楽しかったこと。苦労したこと。悲しかった、辛かった、嫌だった、
　でも今なら穏やかに許せる、笑えること。そういうのを思い出してしまう
　時の気持ちです」
「なら、多分そうデス。海は、懐かしい、デス。」
 
命の源、母なる海――そういう意味以上に海は彼の故郷だという。
私にとって異国、彼にとっての祖国。
その土を踏んでいた時より、
海の上にいた時間の方が印象深く根づいているのだと。
幼いころ、まだ見ぬ日本に思いを馳せて過ごした場所。
生死をかけた船旅は過酷で、でも期待に満ちていて、
まだ何も嫌わず憎まずいられた時間。

碧い眼にこの陸地はどれだけまぶしく見えたのだろう。
 
「懐かしい、デスカ。じゃあきっと、あなたもいずれ『懐かしい』
　になるんでしょウネ。私ノ。」
「そう思ってくれますか」
「きっと、多分。そうなる可能性は少なくない、デス。」
「本当に日本語上手ですね、レオさんは」
遠回しな言い方が、逆に直接的な物言いに感じて笑ってしまった。
「苦労したでしょう。」
「字は嫌いでシタ。数が多すぎマス。」
「頑張って書いてくれたじゃないですか、果たし状。」
「あなたに間違ってる部分を朱で添削して送り返されて以来、
　意地でも英語で通すことに決めましたケド」
「上達のためよかれと思ったんですが。」
「好意ならなおさら嫌がらせでスヨ。」
「そうですね。」
 
この人は傷つきやすいのだ、と理解はしているものの何に傷つくのかが
イマイチ分からないから、今みたいになんだかよく分からない
関係になってしまった。
 
「なんなんでしょうか？」
「友達、デスヨ。」
「友達、ですか。」
「あなたがそう言ったんデス。」
「そうでしたか？」
「だから、友達デス」
「はい、絶交しない限りは友達ですね。」
「ゼッコウ？」
「交わりを絶つ、話したり、会ったりしなくなることです。」
「&hellip;&hellip;。」
「あ、でも今すぐ出来たりもしますよ。」
「？」
「こうやります。手を出してみてください。」
「ハイ」
「適当に右手が私、左手がレオさんとしましょう。今人差し指で繋がってますね。
　それをこう、上から手刀で切ります」
 
シュッ
 
「これをやると、絶交したことになります。正確には、その意思表示に。
　ちなみに、繋げる時は下から同じように」
 
シュッ
 
「はい、仲直り、です」
「簡単ですネ。」
「まあ、小学生がケンカしたらやるようなお遊びですよ。」
「時代、時代。」
「寺子屋で。」
「惜しいけど微妙に違ウ。まあいいデス。分かりましたカラ。」
 
 
「――で、レオさんなんでまだ指くっつけてんですか？」
「今繋げたじゃないでスカ。」
「終わったらいいんですよ。ただの確認ですから。」
「そうでスカ？」
言うとストン、と腕を下ろした。
だが、手はまだ一を数える形。
 
「意識して繋げないと、繋がらないんでスネ。」
「はい？」
「こうして自然にしていたら、右手も左手も絶対繋がらないカラ、
　わざわざ切らなくてもいいようナ？」
「確かに、会わないことや話さないことも文字通りだと絶交になりますけど。」
「私文字分かりまセンし」
「漢字ならなおさらそうでしょうね」
「……分かりまセンし。」

伸びたままの白い指の意図を量りかねて顔をのぞくと、
伏せたまつげで碧い眼が隠される。
（その長さが少し憎らしい）

「――分かりまセン。
左様なら、絶交、なんて、言われたって、私には分かりまセン。
つまり、会わなければ友達じゃない、と。
話すことがなくなれば友達じゃない、と。
左様なら、別れましょうなんて。
語源も知らない、分からナイ。
離れてしまえば、絶交と同じ。
もう友達じゃなくなる、ということデスネ。」
 
「・・・・・・・・・ああ、なるほど。」
 
分からない上に分かりにくい彼の
分かりやすい言い分が、分かった。

そっと黒衣の袖をつかんで、もう一度、彼の指を繋げてみる。
 
「友達ですよ。
　こうして目で確認した繋がりを、あえて絶たない限りは、友達です。
　本当は目に見えるものじゃないんですから。」
「・・・・・・」
「納得しました？」
「いえ全然」
「そうですか。じゃあ――」
じゃあいっそ切りましょうか、忍者漫画らしく刃物も携帯してますよ、
なんて言ったら怒るだろうと思ってやめたけれど。
「今切って欲しいデス。自然に切れるくらいなら。」
「そ、そうですか？意外と積極的ですね、いや、この場合消極的？」

「――しっかり切ればいいんデス。再び繋げられるなら。」

一瞬きらめいた色つきの眼差しが、まっすぐ過ぎて射すくめられる。
（ああ、やはりまつげは長い方がいい）

「糸が古びて、自然にほつれてちぎれたら、痛みはなくても、
　繋げることもきっと出来なくなりマス。」
「そう、でしょうか？」
「私はそうなんデス。」
「再び繋げたいと？」
「……そうは言ってまセン。」
「ふふっ――なら、切っておきましょうか。」
 
シュッ
 
「絶交、デス。」
「絶交、ですね。」
 
初めて、彼の笑った顔を見た気がした。
初めて、彼に笑いかけた気がした。

結局海に誘った意味はよく分からないまま、私はもうすぐ旅に出る。
糸の切り口が劣化しない保証なんてないけれど、再び会うことがあったら、
変に律儀な彼はまたこの手遊びに付き合ってくれるだろうか。



「やっぱり、碧いなぁ。」


春がすみに、揺れて消える波と光と、もう二つ。
彼の世界は、彼の眼は、これすらきらきらとまぶしくて思わず
視界を覆ってしまうほど輝きに満ちている。
自分もそれに含まれるのだろうか。

それは少しうらやましくて、
やっぱり少しだけ、怖い気がした。</pre><br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E3%83%AC%E3%82%AA%E9%96%A2%E4%BF%82/%E5%B7%A6%E6%A7%98%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%B0%E3%80%81%E7%B5%B6%E4%BA%A4%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%81%84%E4%BD%95%E3%81%8B%EF%BC%89" target="_blank">あとがき</a>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/22</id>
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    <published>2009-04-25T19:42:01+09:00</published> 
    <updated>2009-04-25T19:42:01+09:00</updated> 
    <category term="レオ関係" label="レオ関係" />
    <title>無題</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<pre>
言葉が届かないことは救いだ
分かってもらえない明確な理由があるなら
そんなに傷つかずに済むから
 
レオさんは、色んなものを他人のせいにできますね。

国が違うから
文化が違うから
言葉が違うから
 
気持ちを伝える怖さは皆同じなのに
伝えて生じる痛みも同じなのに

レオさんには逃げ場があって
もっともらしい理由があって
憎む相手がいるじゃないですか
それって少しうらやましいです

嫌われたくはない、のだと
これで伝わっただろうか
きっと伝わらないでしょうね
だからこそ、こんな言い方するんですよ

いっそあなたが
もっと遠ければよかった。
繋がる術などないほどに。</pre><br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E3%83%AC%E3%82%AA%E9%96%A2%E4%BF%82/%E7%84%A1%E9%A1%8C" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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            <name>つづみ</name>
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    <published>2009-04-06T04:14:45+09:00</published> 
    <updated>2009-04-06T04:14:45+09:00</updated> 
    <category term="レオドビ" label="レオドビ" />
    <title>変な名前？普通の名前？</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[※レオにドビンちゃんの名前がばれましたーみたいな。<br />
この二人の接点とか深く考えたら負けです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
私の名前を変だと思わないのかと聞いたら、<br />
眼の前の男は真顔でどこが変なのか説明しろと言ってきた。<br />
説明なんて必要ないだろう。「ドビン」なんて、誰が聞いても普通ではないではないか。<br />
そう言ってみても、眼の前の男は納得しない。<br />
それどころか、不機嫌そうな険しい顔になる始末。<br />
何かがおかしい。本来なら不機嫌になる権利はこちらにあるのに。<br />
&nbsp;<br />
黙っていても人ならざるもののように見えるというのに、深く眉をよせてにらみつけてくる。<br />
これぞまさに鬼の形相と言うのだろうか。<br />
&nbsp;<br />
「だから、ドビンは土瓶で、お茶を飲むときお湯と茶葉を入れて使うものですわ！」<br />
なぜ知られたくなかった名前を勝手に暴露された挙句、その珍妙さを自らの口で明確にしなくてはならないのか。<br />
いや、口だけではない。この手はそこらの木の枝でご丁寧にカタカナと漢字を書いて説明している。<br />
その隣には簡単な絵までつけてしまっていた。<br />
&nbsp;<br />
「&hellip;ああ、あれデスカ」<br />
&nbsp;<br />
持ちうる手段の限りを尽くし、自分の名がいかにおかしいか相手に納得させることに成功したようだ。<br />
バカらしいことこの上ない。<br />
&nbsp;<br />
「ようやくわかっていただけたようで&hellip;」<br />
「余計にわかりまセン、Ms.Dobbin, あなたの名前のどこがおかしいというのデスカ」<br />
「はぁ？」<br />
「Dobbinというのは確かにファミリーネームですけれど、れっきとした名前ではないですカ」<br />
「？」<br />
「それに茶道具のひとつなのでショウ？和風で別にいいじゃないでスカ」<br />
&nbsp;<br />
&hellip;&hellip;？<br />
この男の思考回路が読めない。<br />
変じゃない？おかしくない？和風だ？<br />
見たところお世辞でもなんでもなさそうだ。<br />
（それ以前に自分と彼との間にお世辞を用いてまで親密になる必要性はない）<br />
<br />
互いに疑問符を浮かべたまま、相手を観察する。<br />
<br />
金色の髪、青い目、色白というのとはまた別の肌の白さ。<br />
彫りの深い顔立ちに妙なアクセントの喋り方。<br />
南蛮人と言うのはやはり自分らと違う世界に生きているのだ。<br />
（身長はたいして変わらないけれど）<br />
<br />
「やっぱり異人ともなると、感性も変わってますのね」<br />
<br />
――ぶちっ。<br />
<br />
口から出た言葉に、何かが切れる音がした。<br />
<br />
「KILL！！」<br />
パァンッ<br />
銃声が一発。<br />
<br />
そう言えばこの南蛮人、怒ると銃を乱射してくると聞いたことがある。<br />
おかしい、だから何故むこうが怒るのだろう。<br />
重ねて言うが名前をばらされたのはこっちである。<br />
<br />
「まったくどいつもこいつも&hellip;！この世には目も髪も黒くない人間だっていれば、あなたの名前を変だと思わない人間だっているんデス！」<br />
「だからそれがおかし&hellip;」<br />
「基準を押し付けルナーーー！！！」<br />
パンパァンッ<br />
勢いあまってもう銃声がもう二発。<br />
二の句が継げなくなってしまった。<br />
&nbsp;<br />
「コホン&hellip;とにかく、あなたがご自分の名前を私に笑って欲しいというのなら、ソレハ無理な相談です。おかしいと感じないものをどうして笑えまスカ」<br />
さかさかと髪を梳きながら、眼の前の少年はぶつぶつ言っている。&nbsp;<br />
取り乱したことを多少恥じているようだ。<br />
&nbsp;<br />
「――どういうつもりですの&hellip;？」<br />
「だから私は思ったことを主張しただけデス。それともなんでスカ、あなたたちは他人のことまで自分の思い通りにしないと気が済まないのデスカ！私が何をどう思おうが私の勝手デス！」<br />
ふん、と今度は拗ねられてしまった。<br />
おかしい、この私が、他人のペースに巻き込まれているなんて。<br />
<br />
今まで変だという自覚しかなかった名前をさも当たり前のように受け入れられて、柄にもなく戸惑っているのだろうか。<br />
人をあしらうことに関してはかなり長けていると自負しているのに、この少年の前では上手くいかない。<br />
調子が狂ってしまうのは何故だろう。<br />
さっきから、何かがおかしい。<br />
<br />
「それよりも&hellip;」<br />
「？」<br />
「ここだけの話、私には『ボタン』の方が人名として珍妙に聞こえるんでスガ」<br />
「え？姉上が？」<br />
「知識として『ピオニー（※牡丹の英語）』のことだとは知っていても、音がそのまま私たちの国の言葉でコレですからどうしても&hellip;」<br />
言ってちょいと指差したのは上着に付いている金属製の丸いもの。<br />
<br />
牡丹、ボタン、釦？<br />
<br />
ドビンが普通で、ボタンが妙で、あまつさえ伊賀ずきんがミス・ゴールドになってしまうこの少年の世界。<br />
（ああ本当にわからない！）&nbsp;<br />
<br />
でも――。<br />
ばれた瞬間に笑われるか、怪訝な顔をされるか、そんな反応しかされなくても。<br />
自分だっておかしいと思うし、気に入っているわけではない。<br />
けれど、他人からそれを言われたくはない。<br />
<br />
路頭に迷うはずだった幼い自分が今ここにあるのは<br />
この名前を、与えてもらったから。<br />
その事実は変わらないのだ。<br />
<br />
だから本当は、この人のように――<br />
<br />
「レオさん&hellip;&hellip;私とお友達になりましょう」<br />
「ハ、ハイ？」<br />
「私、姉上よりいい名前だなんて言われたの初めてですわ」<br />
「（別にいいとは言ってませんケド&hellip;）」<br />
「あなたのその碧い目で見ている世界は、やはり私のものとは違うのでしょう？」<br />
ぱちぱちと瞬きを繰り返す碧眼。<br />
覗き込んで見れば見るほど、信じられない色をしている。<br />
<br />
青――これは、空や海が有していい色だったはず。<br />
<br />
わからないのも当たり前だ。<br />
こんな青を通して見た世界が、自分の見ているモノと同じ色をしているはずがない。<br />
<br />
「&hellip;でも見た目より何より、『あなた』が私にはとても興味深いですわ」<br />
<br />
名前も含めて、あなたの眼に私という人間はどう映っている?<br />
<br />
問うても仕方のない答えが、無性に欲しくなった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
&nbsp;<br />
（というか&hellip;。顔近&hellip;！！）<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;<br />
<br />
<br />
<br />
<br /><br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%89%E3%83%93/%E5%A4%89%E3%81%AA%E5%90%8D%E5%89%8D%EF%BC%9F%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D%EF%BC%9F" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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            <name>つづみ</name>
        </author>
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    <id>zassousyorizyou.blog.shinobi.jp://entry/21</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/%E5%BF%83%E9%A0%AD%E6%BB%85%E5%8D%B4%EF%BC%81%EF%BC%88%E4%BD%90%E3%81%BC%E3%81%9F%EF%BC%89" />
    <published>2009-03-10T14:21:32+09:00</published> 
    <updated>2009-03-10T14:21:32+09:00</updated> 
    <category term="伊賀ずきん（レオ以外）" label="伊賀ずきん（レオ以外）" />
    <title>心頭滅却！（佐ぼた）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[昔ラクガキしたネタの元の文。<br />
<br />
<br />
<br />
寒い寒い寒い&hellip;！！！！<br />
木枯らし吹き抜ける寒空の下、業界でも有名な露出度ナンバーワンのザ・くのいちこと甲賀のぼたんは震えていた。<br />
なんせへそ出し、生足、ノースリーブで布の面積より確実に肌の見える部分が多いのだ。<br />
無理もない。<br />
しかし、プライドとかキャラデザとかアイデンティティとか色々事情もあるので嫌とはいえない。<br />
「心頭滅却すれば火もまた涼し！逆！木枯らしも温し！」<br />
だが、精神論を持ち出しても物理的に温度が下がるのはどうしようもない。<br />
本気で肩が冷えて仕方無いのである。<br />
自分で自分を抱く恰好で触ってみたら、外気にさらされた二の腕は氷のように冷えていた。<br />
「あーもう&hellip;！！佐助！」<br />
「なんだ」<br />
呼ぶのは「いたんですか」とよくツッコまれる甲賀の佐助。<br />
今回も例にもれず画面の隅っこにいたようだ。<br />
「ちょっとじっとしてて！」<br />
と言うが早いか、ぼたんは中腰になって佐助によりかかる。<br />
「・・・おい」<br />
「で、ここ掴んで」<br />
ちょいちょいと自分の手首を示しながらぼたんは頭と背中を佐助の胸に預ける。<br />
どうやら自分の腕の外側をすっぽりと佐助の腕で包もうという魂胆らしい。<br />
「&hellip;&hellip;」<br />
「はぁー、まあこれで少しはマシだわー下半身は相変わらず寒いけど&hellip;」<br />
温い温いとご満悦なぼたんよそに、大人しく言うことを聞く佐助は違う意味で寒かった。<br />
ぼたんの鋭利な髪飾りがちょうどのど元に突きつけられている状態で、<br />
下手に動くと頸動脈あたりをかっ切られそうだ。<br />
<br />
「&hellip;&hellip;心頭滅却すれば手裏剣も、か」<br />
「？」<br />
それでも「離れろ」と言わないのは、まあ互いの利害が一致したと言うことで。<br /><a href="http://zassousyorizyou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%82%AA%E4%BB%A5%E5%A4%96%EF%BC%89/%E5%BF%83%E9%A0%AD%E6%BB%85%E5%8D%B4%EF%BC%81%EF%BC%88%E4%BD%90%E3%81%BC%E3%81%9F%EF%BC%89" target="_blank">あとがき</a>]]> 
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            <name>つづみ</name>
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