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とてもじゃないが表に置けない痛さ炸裂の雑文をどうにか供養するために設けた墓場のような場所。
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昔ラクガキしたネタの元の文。



寒い寒い寒い…!!!!
木枯らし吹き抜ける寒空の下、業界でも有名な露出度ナンバーワンのザ・くのいちこと甲賀のぼたんは震えていた。
なんせへそ出し、生足、ノースリーブで布の面積より確実に肌の見える部分が多いのだ。
無理もない。
しかし、プライドとかキャラデザとかアイデンティティとか色々事情もあるので嫌とはいえない。
「心頭滅却すれば火もまた涼し!逆!木枯らしも温し!」
だが、精神論を持ち出しても物理的に温度が下がるのはどうしようもない。
本気で肩が冷えて仕方無いのである。
自分で自分を抱く恰好で触ってみたら、外気にさらされた二の腕は氷のように冷えていた。
「あーもう…!!佐助!」
「なんだ」
呼ぶのは「いたんですか」とよくツッコまれる甲賀の佐助。
今回も例にもれず画面の隅っこにいたようだ。
「ちょっとじっとしてて!」
と言うが早いか、ぼたんは中腰になって佐助によりかかる。
「・・・おい」
「で、ここ掴んで」
ちょいちょいと自分の手首を示しながらぼたんは頭と背中を佐助の胸に預ける。
どうやら自分の腕の外側をすっぽりと佐助の腕で包もうという魂胆らしい。
「……」
「はぁー、まあこれで少しはマシだわー下半身は相変わらず寒いけど…」
温い温いとご満悦なぼたんよそに、大人しく言うことを聞く佐助は違う意味で寒かった。
ぼたんの鋭利な髪飾りがちょうどのど元に突きつけられている状態で、
下手に動くと頸動脈あたりをかっ切られそうだ。

「……心頭滅却すれば手裏剣も、か」
「?」
それでも「離れろ」と言わないのは、まあ互いの利害が一致したと言うことで。

+ + + + + + + + + +
昔の絵板に描いた佐ぼた漫画の元ネタ。
自分も冬になるとよく友達に後ろから抱きついてぬくぬくしてました。
そしてよくボディーブローくらってました。デッド・オア・アライヴ。

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