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とてもじゃないが表に置けない痛さ炸裂の雑文をどうにか供養するために設けた墓場のような場所。
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「服部殿」
「・・・これはこれは。甲賀忍の里長直々の来訪とは珍しい」
「先日『伊賀ずきん』が出ていったとか」
「お聞きになられたか」
「ええ、うちの子たちから。ずいぶん厳しくされたようですな」
「・・・最初からこうなるとわかっておった。あやつは忍には向かぬ」
「あなたにはやはり敵いませんな」
「ほう?」
「私もできることなら、あの子たちを日の光の下で育ててやりたかった」
「・・・植物全てが陽光を欲するとは限らないであろう」
「わかっています。これがあの子たちの望みなのだと」

――俺は名前に添って、出雲守様を支えられるようになります。
――お師匠様、私は誰より強くなりたいんです。だからここにいさせて下さい。

「私にできることは、せめて心を失くさぬようにと務めてやることだけ」
「甲賀と伊賀の違いはそこにある。そしてそれでよい」

――心を持ち、腕の中に守るか。
――心を捨て、穢れを避けるか。

里長が選んだ術は異なれど
根を成す想いに差異はない

「あの子たちがいつかたどり着く『答え』が、あの子たちにとっての最善であればよいのですが。
 願わくば・・・彼女と同じように」


+ + + + + + + + + +
なんだこれは!!(自分で読み返して思わず叫ぶ)ねつ造ってレベルじゃねーぞ!甲賀組とか!
甲賀と伊賀の関係ってどんなだろう…と思いながら書いた…んだろうか…?
出雲守様も師匠も殺戮を常とする忍が心を保つ方法を模索してたんじゃあなかろうか。

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